プロデューサーKです。
三井住友海上・女子陸上競技部の鈴木秀夫総監督が、勇退されることになりました。
同チームでは、土佐礼子、渋井陽子らを育て、全日本実業団対抗女子駅伝を史上最多の6度制覇。女子長距離のレベルアップに貢献をされてきました。
鈴木総監督は、千葉・長生高校で小出義雄氏(現佐倉アスリート倶楽部)の指導を受け、順天堂大学で箱根駅伝を経験。その後高校教諭となり指導者として市立船橋高校で全国高校女子駅伝を2度制覇し、1995年から三井海上(現三井住友海上)の監督に転身、昨年春から総監督を務めています。
「最近は挑戦よりも、重ねてきた実績を守る指導になっていた。しばらく現場から離れ、今までと違う見方で陸上を見たい」(毎日新聞)とコメントされているので、いつかまた、どこかで選手の育成に取り組んでくれることを期待したいと思います。
日本人トップの野口みずきと渋井陽子に続く若い選手が出てきてほしいというのが、われわれを含めた関係者の願いであります。
土佐の引退レース(東京マラソン)が最後の仕事だと思います。鈴木総監督、お疲れ様でした。