プロデューサーKです。

 

 競輪ファンにとって現在最大のニュースは、「競輪学校生徒募集」とか「日韓戦開催」ではなく、高知記念のメーンレースでの「7人失格事件」である。

 

 この事件、大不況の競輪界にとって大きな痛手である。

 http://www.nikkansports.com/race/public_race/keirin/yosakoi/2013/news/p-rc-tp0-20130726-1163287.html

 

http://race.sanspo.com/keirin/news/20130725/krnnws13072518490016-n1.html

 

 全額払い戻しになったこの事件は、ヤフーニュースにもトップで取り上げられた。過去何度か同様の事件は起きているのだが、今回は村上義弘と並ぶスーパースターの武田豊樹の競輪グランプリ出場が危ぶまれる事態に陥ったからである。

 

 競輪グランプリは、毎年12月30日に開催され、この日だけはスポーツ各紙の1面もしくは終面で取り上げられる超・ビッグレース。これに武田が出場できないとなると、レースの面白さは半減する。

 

 重大な過失による失格には違いない。武田だからと大甘制裁をする訳にもいかない。しかし、大不況の競輪界を何とかここまで持ちこたえさせてきたのは、村上と武田の二人である。

 

 来月の制裁委員会で、どんな判断がくだされるのか。注目される。