大阪国際女子マラソンの舞台裏

 産経新聞、サンケイスポーツ、関西テレビから集まった事務局関係者が裏話や感動秘話、普段の仕事や日常を綴ります。  事務局は毎年11月1日から1月31日まで、産経新聞大阪本社事業局内に開設されます。広報や渉外、警備、計測、式典、車両、交通、選手交渉、営業などの担当が在籍。このほか沿道整理員や審判員、ボランティア、警察官、ガードマン、沿道のみなさんなど多くの方々に支えられて大会を運営しています。 (旧ブログ http://marathon.iza.ne.jp/blog/)

ワンセグ

大阪国際女子マラソン公式サイト→http://www.osaka-marathon.jp/

街中ワンセグの日【WBC】

 

 プロデューサーKです。

 

 侍ジャパン、やりましたね。

 

 きょうは午前中から外出していたのですが、車内でも公園でも食堂でも、携帯電話・ワンセグでWBCを見ているがずらり。侍がヒットを打つと、どこからともなく「よっしゃあ」とか「よし」「やったあ」と声が上がっていました。

 

 CMになると、大体の人が電源を切っているのには感心しました。バッテリーが減るからでしょうか。

 

 そういう私もワンセグを観ていたので、その光景を撮影することはできませんでした(笑)。

KY爺さん

 プロデューサーKです。

 

 昨日、またまたJR阪和線のダイヤが乱れた。昨夜の場合は和歌山方面の大雨のためで仕方ない部分もある。しかし、なぜ阪和線のダイヤが恒常的に乱れるようになったか、マスコミは取り上げない。おそらく新聞記者は満員の通勤電車に乗らないからであろう。

 

 昨晩の出来事である。

 

 19時14分天王寺発の日根野行きは、約1時間ぶりに運転再開された「快速」電車ということでぎゅうぎゅう詰め。列車が到着してから30分も発車しなかったことから乗客のイライラも募っていた(毎度のこととはいえ…)。

 

 ようやく電車が発車した。すると、75歳ぐらいの爺さんがワンセグを取り出し阪神-巨人戦を視聴しはじめた。

 

 この爺さん、人の迷惑顧みず大音量でワンセグをみている。若い女性たちは爺さんを睨みつけているが、満員で身動きがとれないこともあってか注意できない。

 

 私たちおっさん連中は、阪神戦に興味があったので、腹をたてながらも、プチプチと音声が切れるワンセグを聞きいっていた(もちろん大半がタイガースファンと推測)。

 

 しかし。。。

 

 5回裏の長~いジャイアンツの攻撃、ワンセグから、日本テレビのアナウンサーの絶叫(あきらかに巨人びいき)が聞こえてくる。

 

 プチプチと音声が切れるので試合内容は分からないが、巨人が得点したことは事実だ。

 

 乗客の阪神ファンのいらいらが募る。

 

 そして、いつの間にか大量得点が入っているではないか。

 

 ぶつけようのない怒りがこみあげてくる。

 

 KY爺を物凄い形相でにらみつける乗客たち(私を含め)。。。別に爺さんのせいで阪神が負けたわけでないのだが。

 

 

 

 みなさん、ワンセグはイヤホンを付けて視聴しましょう。

 

 

 

 

『第9』じゃなくて『運命』!?

はじめまして、準構成員・営業担当のMです。イニシャルの通り“ド”のつくMかどうかはさておき、mixiの日記はつけるくせにブログはこれがデビューとなりました。

そもそも事務局会議に出席後、何気なく事務局のボックスに貼ってある「ブログ担当カレンダー」の12/28に自分の名前を発見したのが運のツキ。それまで一言もオファーらしきものも無く、「これってオレ書くんスかぁ?」と半分冗談で強面スポーツデスク・O形さんに聞いてみたところ、

「あたりまえじゃ。」

と暖かいお言葉

覚悟を決めて今日に望んでおります。

 

前置きはこれくらいにして、私と大阪国際女子マラソンとの『運命』についてちょいと書かせていただきます。

(とは言っても自分で勝手に思ってるだけですけどね。)

 

私が所属する“扇町電波商会”ことKテレに入社したのは1992年。ウチの会社ではいつもマラソンの際に『社内応援』と称する動員制度がありまして、たいてい若い独身社員や“無類のマラソン好き”ベテラン社員さん達が、総務部の「召集令状」によって集められ、主に沿道警備のお手伝いをしております。

ご他聞に漏れず私も入社2年目(94年大会)まではペラペラの黄色いジャンパーと黄色い帽子(もちろん大会マーク入り)それに軍手を支給され淀屋橋の勧銀(現・みずほ)前あたりで沿道に立っていました。あの辺りはワンウェイなので実際警備する時間は短いんですが、日当たりがあまり良くなくて結構寒いんですよね。だから何か参加してる感はあるものの、ひたすら“寒かった”という印象の方が強いです

 

んでもって翌95年、皆さんの記憶も新しい阪神・淡路大震災の影響で唯一の中止となった年になってしまいましたが、当然年内から準備をしていました。そして中継スタッフ用に作られたグランドコートはそのまま震災報道のスタッフへと贈られたのですが、何と私はその“幻の”95年大会グランドコートに袖を通すことになったのです

 

もともと競技こそ変わったものの、大学出るまで「体育会系一筋」さんだったので、就職も何かスポーツに関わる仕事がしたい!との理由でマスコミを選び、運よく今の会社に潜り込んだのですが、希望はするものの入社以来仕事は「営業一筋」(「沿道警備」はみどー筋)。
しかもいきなり営業の神戸支局というブランチに配属となったため、右も左も分からないまま神戸の街をさまよっていました。

 

で、地震

 

そんな中で営業活動は到底無理となり、会社からでた指令は「報道応援」で神戸へ入れとの事。そこであの“幻のグランドコート”と出会うわけです。今でも大事に箪笥の中で防虫剤のニオイをさせながら眠っていることでしょう。

 

まだ終わりませんよ、『第9』より長いかもしれませんね(笑)。

 

2年後。また「召集令状」が届きました。97年大会のときです。

今度は「沿道警備」ではなく、「スポーツ応援」でした。入社以来の希望が、ほんのわずかの時間ですがかなうことになったのです。

いやぁ嬉しかったっスねぇ。結構舞上がりました、当時は。

 

割り当てられた任務は『長居FD(フロアディレクター)』。各チームの監督・コーチの動向を常に監視し、必要な時にカメラを誘導したりするんですが、要はフィールド最先端での雑用全般。それでも本当に楽しかったし、初めてインカム(よくテレビで見るイヤホンとマイクがセットになってるやつです)を付けた時の込み上げる感動は今でも忘れません。

 

この大会はQちゃんこと高橋尚子選手が初めてマラソンを走った大会ですが、女王・ドーレにバルセロナ金メダルのエゴロワや原(富士銀行・当時)をはじめとする日本人選手がどこまで戦えるのか!?というレースでした。

 

結果ドーレが額面どおりの強さを見せ連覇、2位には原が入りQちゃんは7位入賞。当時のQちゃんはちょっと華奢でボーッシュな印象でしたが、同じくこのレースでマラソンデビューした選手がいたのです。

その選手は資生堂の野村さん結果は5位入賞で、FDをしながら「何か資生堂さんだけあってキレイな人やけど結構エエ成績なんやなぁ。」と妙に印象に残ってたのです。

 

時は流れて9年後。

 

<その間00年~02年の3大会では、立場を変えてマラソンに参加させていただきました。それは今また同じ仕事をしている、大会運営サイドの営業担当として。この辺りを書き出すと枚挙に暇が無いので、タダでさえ長くなっているのもあり割愛します。>

 

私は東京支社で営業デスクをしていました。

スポットデスクという番組と番組の間とかいろんなところに流れる15秒(主に)のCMを、どこに入れるのがいいのかを考えるプランナーです(他にも色んな仕事してましたが)。

その担当しているクライアントの中に資生堂さんがあり、渉外担当の後輩と一緒に仕事以外でも非常に仲良くしていただきました。

 

そんなある日。

渉外担当(O島氏)から「東京マラソン出ませんか?」と誘われ、アキレス腱断裂以降本格的なロードレースには怖くて出れない(因みに最後に参加したのは現事務局メンバーが運営していたけいはんなロードでした)日々が続いていた私も一念発起、チャレンジすることにしたのです。

ただ生半可なことではフルを走ることは出来ません。ちゃんとした人に教えを乞いながらトレーニングしましょうという大義名分で、なぜが名門・資生堂ランニングクラブとのメシ会が開催されました。仕事で若干遅れて行ったんですけど、そこには何と!9年前に長居でお会いしたあの方がいらっしゃるじゃないですか!!

 

そう、野村選手ですすでに現役は引退されてましたが、ちょっと感情の高ぶりを覚えた私は、震える手で名刺交換し、当時長居でFDやってて凄く印象に残ったんです…てなことを口走ってしまいました。

でも野村さんはイヤな顔せず逆にその大会で5位入賞まで覚えていた私の記憶にビックリされてました。

 

いやぁ『運命』を感じますよね。えっ?そうでもない?お前だけ??

 

それより4年ぶりに復帰してまたお手伝いさせていただくんですが、非常に事務局メンバーの皆さんによくしていただき、準構成員でしかない私も凄く仕事がはかどっています。

 

これだけ書いて置きながらスポンサー周りのお話がほとんど出てこなかったですが、それはレース当日のお楽しみと言う事で。

 

ちょうどあとひと月

 

当日はハイビジョンテレビでデータ放送を楽しんだり、ワンセグも見ながらラジオの中継を、産経新聞を広げてご覧下さい。

 

って出来るかっ!というお叱りもなく・・・。

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