こんにちは。新入社員Mです。
じめじめとした日が続き、梅雨の気配が感じられますね。
雨で走れない日は、美術館や博物館でゆったりとした時間を過ごすなんていかかでしょうか。
最近開催された展覧会をご紹介いたします。

【京都】 上野の森美術館大賞展
5月31日(火)~6月5日(日)、 京都府京都文化博物館

上野の森美術館絵画大賞は、可能性に富んだ作品を顕彰する目的で昭和58年に制定され、
今年で34回展を迎えました。
今年の大賞は大学4年生、井上舞さんの『メカ盆栽~流れるカタチ~』。
盆栽と機械の塊をモチーフとした、力強い作品です。
入賞・入選作品も多数展示しています。

こちらは本日の記事。
上野の森美術館大賞展関西展 展示作業行われる (産経WEST)


【京都】 上島鳳山と近代大阪の画家たち
5月28日(土)~7月24日(日)、泉屋博古館

近世以来の大阪独特の美人画表現を受け継ぎつつ、
独自性に富んだ鳳山の「濃い」美人は、一度見たら忘れられないものがあります。
鳳山の未公開作品をふくめ、同時代に大阪で活躍した画家たちをご紹介。

 「上島鳳山と近代大阪の画家たち」展 京都で28日開幕 (産経WEST)


【大阪】 鉄の弥生時代
4月23日(土)~6月19日(日)、大阪府立弥生文化博物館
鉄器はその切れ味、頑丈さで作業の効率を劇的に高め、
弥生人の生活に革命をもたらしました。
さまざまな鉄の問題を、最初の鉄器、石器から鉄器への変化、
鉄器の生産技術、権力者の鉄などの側面から多角的に考えます。


上野の森美術館大賞展で展示されるのは可能性に満ちた作家の絵画。
上島鳳山展で紹介するのは、作品が公になりにくかったために
今ではあまり知られていなかった鳳山の作品。
鉄の弥生時代では土中でさびて消滅してしまう性質を持つため、
出土が少ない鉄器を多数展示しています。

今回ご紹介した展覧会では、
これまで知らなかった新しい世界に触れることができるのではないでしょうか。