大阪国際女子マラソンの舞台裏

 産経新聞、サンケイスポーツ、関西テレビから集まった事務局関係者が裏話や感動秘話、普段の仕事や日常を綴ります。  事務局は毎年11月1日から1月31日まで、産経新聞大阪本社事業局内に開設されます。広報や渉外、警備、計測、式典、車両、交通、選手交渉、営業などの担当が在籍。このほか沿道整理員や審判員、ボランティア、警察官、ガードマン、沿道のみなさんなど多くの方々に支えられて大会を運営しています。 (旧ブログ http://marathon.iza.ne.jp/blog/)

2008年01月

大阪国際女子マラソン公式サイト→http://www.osaka-marathon.jp/

鳥羽にて


プロデューサーKです。

三重県鳥羽警察署に志摩ロードパーティの打ち合わせに行ってきました。こじんまりした警察署は大阪の警察署のように殺伐としておらず、私がその昔通い詰めていた兵庫県香住警察署と同じ匂いがして懐かしくもありました。

あすは大阪国際女子マラソン事務局の反省会。私と大王、H安以外は事務局最終日となります。私たち3人は2009年大会に向け走りだします。

H安は東京マラソンに出場します。本人は自信があるようですが果たして結果は?

四月末まで市民マラソンが続くので、当ブログも続行するつもりです。お付き合いください。

貧乏暇なし


プロデューサーKです。

ようやく挨拶回りが終了。と同時にお疲れ様メール&電話がジャンジャン。大変ありがたいのですが、最後に「そろそろ例の件の打ち合わせを」と必ずなるので、来月は打ち合わせだらけです(笑)

ということで筋肉痛のまま志摩スペイン村に向かっております。志摩ロードパーティの会議のあと一泊して共催イベント「丸亀ハーフマラソン」に移動。高松駅前では「ポップサーカス」も主催しております。四国、岡山の方はぜひ御来場を。

今だから書ける裏話4


プロデューサーKです。

当初、天満屋は坂本直子を走らせる予定でしたが、故障のため名古屋にスライド。後輩で調子のよい森本友が大阪を走ることになりました。

U記者はずっと坂本を追いかけていて、選手担当のSを後方支援。「優勝したら城崎温泉で蟹をごちそうしてあげる」と約束していたそうで、本人から欠場の知らせが来た時はかなり落ち込んでいました。

優勝したマーラ・ヤマウチは「走らせてほしい」と締切直前に申し込んできました。もちろんウェルカム。五輪代表選考レースに、何故海外の強豪を迎えるのかという関係者もいますが、「国際大会だから強豪外国人を呼ぶ」というスタンスは第1回から変わりません。今回も一番タイムを持っていたのはルーマニアのトメスクでした。毎回強豪外国人を招待する国内のレースは、男子の福岡と女子の大阪だけでしょう。

今だから書ける裏話3


プロデューサーKです。

長いことイベント稼業をやっているので、視聴率や来場者数はある程度予想がつきます。

大阪国際女子マラソンの事前の盛り上がりは、例年に比べてかなり低いと感じでいました。五輪選考会なのに主催メディア以外ほとんど取り上げてくれなかったからです。それは福士サイドが取材拒否を貫いたことが最大の要因で、例年並みに全国紙とスポーツ紙が取り上げてくれていたら、視聴率はあと5%は上がっていたのではないのでしょうか。これは私たちの反省点であります。

集客イベント「スノーワンダーランド」の方は、「予想以上に人が入ったな」と言われますが、企画した私にしてみたら「想定内の入りこみ」。計算づくです(怒)

あれ以上来場者が増えると何の大会かわからなくなります(笑)。そういったことを総合的に考えて内容や広報展開を決めていったわけです。

唯一の誤算は、スノーランドの行列が、あびこ筋を超えて吉野家の牛丼まで伸びたこと。2時間もチビッコを待たせて申し訳なく思いましたが、こんなに並んでくれてうれしくもありました。

今だから書ける裏話2

プロデューサーKです。

今大会の結果を日本陸連の沢木専務理事はある程度予想していたようです。大会の前々日、一緒に食事をした際「(練習内容を伝え聞いた感じでは)マーラがいいねぇ。森本も調子よさそう。センスあるし。福士は30キロぐらいから苦しくなるんじゃないかなあ」と教えてくれました。ピタリでしたね。

福士のピッチが落ちてきた時、事務局では途中棄権を考えて車を出す準備をしていました。

私はフィールドに入り、2位の森本をカメラマンからガードしてテレビ中継小屋に連れていき福士を待っていました。混乱するのが分かっていたので、タオルをかけて選手をガードする女性審判員もその場で大阪陸協のご意見番・N先生に変更。ゴールする福士を待ちました。

カメラマンの立場もよくわかります。テレビは生中継ですし、新聞のカメラマンも一面がかかっています。私も記者だったのでよく理解できますが、大会のプロデューサーとしては選手を守ることが第一。

舞台裏では、取材ゾーンやカメラ台、看板、時計の位置を3日前から調整しているのですが、ああいう状況になるととうしても現場が混乱してしまいます
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