事務局員が、本題からそれた話題ばかり書くので、きょうから裏話を少しずつ書いていきたいと思います。
当日の大会スタッフが約5000人いると、広報担当が書いていましたが、ほとんどが沿道の観衆を整列していただく自主整理員と呼ばれる方々です。主催者の社員のほか、実業団や学校の陸上部、ボーイスカウト、産経新聞の販売店員などのボランティアで構成しています。
ほかに、事務局員でしか意味の分からない部隊やスタッフもいます。
「御堂筋カラーコーン隊」 「夜回り隊」「お香典係」「車列係」「駐車場張り紙隊」「雪だるま組」「計測員」…。いったい、何のことなのか、5年前には全くわかりませんでした。事務局員でも、すべての任務を知っているのは数人だけです。
最近では、「シモン・ジュニアの遊び相手」 などという臨時の任務をおおせつかる事務局員もいます。
御堂筋カラーコーン隊は、主に大学のアメリカンフットボール部員などで構成しています。交通量の多い御堂筋の交通規制時間を最小限に押さえるために、先頭ランナーが走ってくる寸前に、御堂筋にカラーコーンを敷き詰めて、マラソンコースを確保するのが任務です。そして、最後尾のランナーが通過すると素早く撤去し、交通規制を解除します。
なぜアメフト部員にお願いしているかといいますと、
一つは統率力があること、もう一つは動きが素早く力持ちであることです。
先頭ランナーの接近を観衆にお知らせするパトカーの通過が合図となり、歩道でカラーコーンを持って待機しているフットボーラーが、一斉に等間隔でコーンを並べていきます。その距離は約3キロ…
すばやく並べないと、ランナーが近づいてきますし、何しろ一つ向こうの車線には車が走っているので、安全かつ正確に処理する必要があります。
このため、大会前になると、大阪城公園に集まって練習会を行っています。
息が合わないと、短時間で等間隔にも並べられないので、アメフト部員協力していただいているわけです。
アメフト部員いわく 「練習より しんど~い」 そうです
ボランティアのみなさん、今回もよろしくお願いいたします